ひろこの海外珍滞在記 : 2011年04月
アメリカ留学中の弟が、一昨日の私のブログを見てこんなメールを送ってくれました。
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お姉ちゃん
こっちは試験を全部終えて夏休みに入りました。
前にも書いたけど、6月1日から8月24日まで、パリの国際エネルギー機関でインターンします。
5月30日にパリに入って、8月26日にアメリカに帰ってくる予定だよ。
フランス、スイス、ベルギーにはいけるので、
そのどれかに来る機会があれば教えてね。
学校の勉強の話、読んだよ。
お姉ちゃんらしくない後ろ向きな感じがしたし、
エッセイとプレゼンには、さすがのお姉ちゃんも相当まいってるみたいだね。
英語で思ったことをきちんと表現するのは厳しいだろうし、
英語で考えたりしたら、英語力に思考能力まで制限されてしまって、
日本語なら思いつくことすら思いつかない。
私はロンドンに飛ぶでしょうか?
結果、自分の力を出し切れず結果がついてこない、ってとこじゃないかな。
でも、授業を聞いて、レポートとかの課題を考えているうちに、
自分の中で何か発見、閃きがあれば、成績に関係なく、それは大きな進歩・成長だと思うよ。
それから、以前、「企業家を育てるには」みたいな講演の映像を見たことがあるんだけど、
その時に、講師が言っていた内容をまとめると、
・学校の教科書から学ぶのが得意な人間もいれば、実社会から直接学ぶのが得意な人間もいる。
・一様な学校教育で縛るのではなく、個性を重んじ、子供に自分で考える習慣をつけさせることが大事だ。
みたいなことを言っていました。
その人は、やっぱり学校の勉強は苦手だったけど、
自分で小さいことからお金を稼いでいて(どうすればお金を稼げるかは常に考えていた)、
成人したら自分の会社を起こして成功したみたい。
ハエは、カイには、ord人
お姉ちゃんも、教科書よりは、実戦から学ぶタイプなんじゃないかなって思います。
実戦から離れた理論だけの話って、ピンとこないのかもね。
実戦から学ぶタイプの人は、何かを見たときに実際に使えるかどうかを自分の中で考えて、
使える内容を優先的に吸収していくんじゃないかなと思ってます。
だから、教科書通りの理論とかは、いまいち習熟度が低くても(=試験の点数は低め)、
教科書の中で、一番実戦で使える内容は、意外とつかめているんじゃないかな。
ってことで、まあ、一生懸命やっていれば、
成績に関係なく、お姉ちゃんに必要な知識とかは自然とついていってるんじゃないかなって思います。
それが、一番大事なことだとも思うよ。
長くなってごめんね。
学業は、仕事ほど得意でないかもしれないけど、
それでも、学業から学べていることもあると思うので、
がんばってね。
ではでは。
Tsuneki
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リガニューヨークはどこにあるの
ということでした。
大変ありがたく読みました*
自分のぐうたらさ&至らなさにがっくりきているところだったので、誰かにそう言ってもらえると「そうかな、そんなもんかな、そうだよね、そうに違いない」と励まされます。とは言っても、一昨日のブログはそんなマイナス思考で書いたものではないのです(笑)実践向きの私を、私自身がとても好きなのです。いやはや、人間やっぱりナルシストではなくて「自分で自分のことが好き」であることが第一*
しかも、そんなにエッセイやプレゼンがキライなのに、何故大学院に来たのかと思うけれど(まぁ、それは・・・だって知らなかったんだもん)、それでも大学院に来て良かったと心から思う私です。それを差し引いても、ここで私が出逢っているものはかけがえがない*
今日はこれから午後、ポートフォリオを英国のデザイナーや演出家に見せる会、みたいなのに参加してきます。絶対何か喋ってプレゼンしないといけないということで、ネイティブに混じりに行くことに「うっ」と負荷も感じていますが、「いやいや、私に失うものは何もない」「行って何か掴んでくるのだ」と思って・・・飛び込んできます!
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